バーレーンまでヨーロッパ外でレースを展開してきて、5戦目、
スペインから、ヨーロッパラウンドとなる。今年からアメリカ大陸でのGPはなくなったため、9月末のシンガポールまでヨーロッパにとどまるという異例のシーズンだ。
今年から、シーズン中のテストがなくなったので、マシンの
アップデートも、レース結果を受けてか、シミュレーション上の効果を受けてと言う形になるので、いったん後れを取ってしまうと、なかなか取り戻せないかも知れない。
そんな流れをめいっぱい、恩恵として受け取っているのがトップをひた走る
ブラウンGPなのかも知れない。スペインGPでは、各チームアップデートを受けている。でも、終わってみればブラウンのワンツーということで、これはちょっと打つ手ないかも、と思い始めている人たちもいる。マッサなんか、もう諦め入ってるし。
しかし、思うに、プラクティスと予選、決勝の結果が、ここまで全然違うシーズンってなかなかないような気がする。期待はずれなのは
ウィリアムズ。プラクティスでは1番
時計をたたき出すくせに、クォリファイではからっきし。
ファイナルも全然目立たない。特に一貴。ロズベルグが
ポイント圏内で戦ってるんだから、それを尻目に最下位争いはないだろう。プラクティスでは上から2番目、決勝では完走したけどブービーって、情けない。
レースは、予選ポールのバトンを、3番目のバリチェロがかわし、2番手のヴェッテルが4位のマッサにKERSスタートを決められて、そのまま抑えられてしまったところで、ブラウンのマッチレースになるのは見えた感じだった。作戦ではどちらも3ストップ、なところを、バトンに作戦チェンジを施して、変則2ストップ。3ストップをそのまま踏襲したバリチェロを作戦(?)で抜いての勝利。
チームオーダーは禁止されている。ブラウンの説明は明快だ。「シミュレーションでは3ストップの方が速かった。ハードタイヤのバリチェロが予想よりも0.5〜1秒遅かった」つまりバリチェロが、ハードタイヤを使いこなせていなかったことが原因と。やはり、バリチェロはもはや「旧時代」の
ドライバーなのか。
どちらにせよ、3ストップでも「他の」ライバルたちよりブラウンは速かった。そこが重要で、つまりそれは、ブラウンのマシンの柔軟性、を物語る。レッドブルあたりが、スタートでブラウンたちの前に立ちはだかったらまた違う結果になったかも知れないが、現実はそうでなかったので、二つの作戦を平行し、言うなれば「データ」を積み重ねたと言える。テストが行えない今、この「別の作戦を平行して実施する」というのは、実にクレバーだと思う。
マッサは、フェラーリの給油装置ミス(とアナウンス)の結果、ガス欠に見舞われ、順位を終盤にぼろぼろと
落とした。結果3位に来たのはヴェッテル・・・ではなくそのチームメイト、ウェバー。おや、あなたはどこにいたんだい?って感じで気がついたらポディウムに乗ってた感じだった(笑)。4位がヴェッテルで、5位が驚異の走りアロンソ。チームメイトのピケが、12位に沈んでるところから見ても、ね。6位にマッサがなんとか車を運び込み、7位はハイドフェルドで8位がロズベルグ。ハミルトンは9位で、ライコネン、コヴァライネンのフィンランド組はリタイヤ。
トヨタもトゥルーリがオープニングラップでスーティルとクラッシュして消え、グロック10位がやっと。ヨーロッパで定位置に戻ってしまった?まぁいいですが。
次は時期的にはちょっと早い?モナコ。ここでもブラウンがするする行ってしまうと、ブラウンを止められるチームは、まだ序盤にして、かなり限られてくることになるだろう。
posted by なゆ at 20:50| 山梨

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雑記
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